Progate、応募条件タスクを設定し実務能力を直接評価できるエンジニア新卒採用プラットフォーム

 Progateは4月9日、エンジニア志望の学生と企業が技術でつながる採用プラットフォーム「Progate Prospects」を発表。ベータ版をリリースし、利用企業からの申し込みと学生登録を受け付ける。

 Progateは、オンラインプログラミング学習サービス「Progate」を展開。実際のプロダクト開発を想定した実践的なタスクを提供し、エンジニア実務に繋がる経験が積める「Progate Path」も展開している。

 今回のProgate Prospectsは、企業が「Progate Path」上で自社求人への応募条件となるタスクを設定し、その課題をクリアしたエンジニア志望の学生が直接求人に応募できるシステム。これにより、技術力の高い人材を見極め、採用までのプロセスを効率化することができる。

「Progate Prospects」の概略
「Progate Prospects」の概略

 エンジニア志望の学生は、自身のスキルを直接アピールすることが可能となり、よりマッチする企業と出会うことができたり、相性の合うポジションに就ける機会につながるという。また、条件タスクをクリアしている学生は、既に企業で使用している技術の理解や、開発に必要なスキルが身についているため、入社後の育成コストの削減にもつながるという。今後はつながりのあるユーザーの学習履歴を閲覧できたり、メッセージを送ることができるなどプラットフォームとしての機能追加を予定しているという。

応募条件タスクが設定された企業の求人ページのイメージ
応募条件タスクが設定された企業の求人ページのイメージ

 同社では、採用市場において単に情報を載せるだけでは採用に繋がりにくくなり、リクルーターへの投資やダイレクトリクルーティング(スカウト)といった手法が生まれたが、母集団をつくるためにはスカウト数を追いかけたり、イベント数をこなしたりなど採用担当に大きな負担がかかってしまっている実情があることを指摘。あわせて、求職者へのダイレクトリクルーティングが一般化された影響により、特定個人の能力を重視したスカウトよりは、学歴などの一定条件を満たす候補者へ応募を促すダイレクトメールに近しいサービスへと変化してしまい、技術力や努力して学んできた内容を評価されにくいという事象も発生している状況もあるという。こういった課題の解決に向けてProgate Prospectsを開発したとしている。

Progateが実現したい未来
Progateが実現したい未来

「Progate Prospects」(企業向け)
「Progate Path」

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