米国など北米を中心とした地域で現地時間の4月8日に皆既日食を観測した。皆既日食とは月が地球と太陽の間の直線上に並ぶ現象で、この間は太陽が月に隠れて夜のような闇が訪れる。
今回の皆既日食はメキシコ、米国、カナダの一部地域で最大4分27秒にわたって観測され、さまざまな印象的なシーンをもたらした。日本では今回は観察できなかったが、過去には1963年や1943年に北海道の一部で観測されたことがある。日本の国立天文台によると、次に日本で観測できる皆既日食は2035年9月の見通し。このときは、うまくいけば関東北部から北陸にかけての地域で観測できそうだ。
それまでは、今回の皆既日食の写真を楽しんでみてはどうだろうか。以下に、『WIRED』がセレクトした今回の皆既日食の印象的なシーンをお届けしよう。
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