人気者のダチョウ死ぬ、職員の鍵束のみ込み救命できず 米カンザス州

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5歳のメスのダチョウ「カレン」が鍵束をのみ込み合併症を発症後、安楽死した/Brea Schmidt/Topeka Zoo/AP

5歳のメスのダチョウ「カレン」が鍵束をのみ込み合併症を発症後、安楽死した/Brea Schmidt/Topeka Zoo/AP

(CNN) 米カンザス州のトピカ動物園は、元気いっぱいで人気者だった5歳のメスのダチョウ「カレン」が、鍵束をのみ込んだ合併症のために死んだと発表した。

トピカ動物園は19日、「悲しいことに、異物を摂取したことによる合併症に勝てなかった」とフェイスブックに投稿し、カレンが死んだことを明らかにした。

動物園によれば、カレンは自分の囲いの外にいた職員から鍵束をさらい取ると、あっという間にのみ込んでしまったという。

専門家に相談して外科的措置や非外科的措置を行ったものの「残念ながらうまくいかず」、フォーン・モーザー暫定園長によると、18日に安楽死させた。

「カレンを失って悲しみに暮れている」「彼女は単なる動物ではなかった。みんなに愛される私たちの一員だった」とモーザー氏はカレンをしのんでいる。

2023年にトピカ動物園にやって来たカレンは、来場者が動物たちと触れ合える「キリンと仲間たち」の展示に加わった。

水遊びが大好きで、プールで泳いだりスプリンクラーで遊んだりして過ごし、何よりもみんなの「ダンシングクイーン」だったと動物園は回想する。飼育員とカレンの間には、深い絆が出来上がっていた。

カレンが死ぬに至った状況については徹底調査を行い、関係した職員に関しては「適切な措置」を講じたと動物園は説明。手順も見直して動物の命を守る対策を強化したとしている。

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