アテネがオレンジ色に染まった日 ヘルシンキは銀世界

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サハラ砂漠からの砂で大気がオレンジ色となったギリシャの首都アテネ=23日/Costas Baltas/Anadolu Agency/Getty Images

サハラ砂漠からの砂で大気がオレンジ色となったギリシャの首都アテネ=23日/Costas Baltas/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) 南欧でギリシャの首都アテネなどの街が23日、北アフリカのサハラ砂漠から飛来した砂に包まれて一面オレンジ色に染まった。一方で北欧はこの日、一部で季節外れの大雪が降り、フィンランドの首都ヘルシンキが銀世界となった。

ギリシャ当局は一時、健康被害への注意を呼び掛けた。気象当局によると、24日午前には砂の飛来が収まり始める見込み。

インターネット上に投稿されたビデオや写真には、アテネ近郊の丘から黄色がかったオレンジ色にかすんだ街を見下ろす人々の姿がうつっている。

夕方の街を歩いて鮮やかなオレンジ色の景色を撮影し、SNSに投稿した人もいる。ある投稿には、アテネが「火星のコロニー」のように見えるという気象学者の言葉が引用された。

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