米上院、14.7兆円の予算案可決 ウクライナ支援盛り込む

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米連邦議会上院のシューマー院内総務(民主党)/Andrew Harnik/Getty Images

米連邦議会上院のシューマー院内総務(民主党)/Andrew Harnik/Getty Images

ワシントン(CNN) 米議会上院は23日、ウクライナとイスラエル、台湾への支援を盛り込んだ950億ドル(約14兆7000億円)の予算案を可決した。予算案をめぐっては、議会で数カ月間にわたり、審議が停滞していた。

予算案はバイデン大統領の署名を経て成立する。予算案の通過はバイデン氏や民主党員、上院共和党トップのマコネル院内総務にとって大きな勝利となった。マコネル氏は、党内の右派がウクライナ政府への支援についてますます後ろ向きな姿勢を示すなかでも、支援を後押ししてきた。

今回の予算案は20日に下院を通過していた。予算案は、ウクライナに約610億ドル、イスラエルに260億ドルあまり、インド太平洋地域に80億ドルあまりの支援を認める内容。

今回可決されたものと似たような予算案は今年に入り、上院を通過していたが、この予算案については、下院のジョンソン議長が採決を拒んでいた。

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